平成12年9月15日〜9月17日


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 9月の3連休を利用して、網走・知床・野付半島に行きました。網走は、この時期に色づくサンゴ草を見に、知床は前回(平成10年)欠航した知床観光船に乗りに、野付半島は砂嘴とトドワラを見ることが目的です。行くことに決めたのが3連休の前日でしたので、準備が慌ただしかったです。飛行機は、残席わずかでしたが、インターネットですんなり予約できました。宿は、3軒目でやっと予約できました。レンタカーの予約が一番苦労しました。大手のレンタカー会社に電話しても、すべて満車で予約できませんでした。駅レンタカーのキャンセルを捕まえて、ようやく予約できました。荷物をまとめて、準備完了です。

9月15日(金、祝)

 特急はるかで、関西空港に行きました。はるか往復割引切符を使いました。エアーニッポンの211便で女満別空港に行きました。この路線は、最近、全日空からエアーニッポンに移管されました。飛行機はボーイング737−500でした。比較的新しい飛行機で、エンジンにイルカの絵が描かれていました。「スーパードルフィン」の愛称が付いています。機内は狭く、スクリーンはありませんでしたが、オーディオサービスはありました。前回の旭川出張で乗った日本エアシステムのMD−81はオーディオサービスすらありませんでしたのでまだましですが、長時間フライトでは、スクリーンはほしいものです。定刻より少し遅れて、関西空港を離陸しました。あまり揺れることなく順調に飛行しました。東北北部から雲が多くなり、地上の景色が見えなくなりました。女満別空港に到着すると雨でした。気温は16度でした。飛行機は沖留めで、歩いてターミナルビルまで行きました。雨の中肌寒かったです。バスで網走駅前まで行き、そこでレンタカーを借りました。店の人は、キャンセルが出て運がよかったことを強調していました。大手でレンタカーを借りるときは、保険関係などいろいろと説明を受けるのですが、駅レンタカーでは簡単な説明だけで終わりました。まず、資料館ジャッカドフニに向かいました。ここはアイヌ関係の小さな資料館らしいのですが、場所を見つけられず行けませんでした。次に、能取湖畔のサンゴ草群落を見に行きました。赤く色づいたサンゴ草がたいへん美しかったです。この時期にしか見ることができないため、たくさんの観光客がいました。雨のため、網走市内に戻り、駅前のホテルしんばしにチェックインしました。ホテルの1階は和風旅館の雰囲気でしたが、部屋は普通の洋室でした。テレビでオリンピックの開会式を見て寝ました。

能取湖畔のサンゴ草群落

9月16日(土)

 今日は晴れていました。まず野付半島に向かいました。国道244号線を走り、根北峠を越えて標津町まで行きました。途中、越川で古びた鉄道の橋梁がありました。越川から延びるはずだった旧国鉄根北線の橋梁でした。無惨な姿をさらしていました。いずれ、すべて取り払われるのでしょうか。根北峠は霧がかかっていて、ここからは雨が降っていました。標津から野付半島を走りました。両側に海が見えるのは不思議な感じがしました。この道路は思ったより距離が長かったです。行き止まりまで行き、トドワラへ向かう遊歩道を探しましたが、どうやら少し手前のレストハウスから遊歩道が延びているようでしたので、レストハウスまで引き返しました。遊歩道は雨でぬかるんでいて歩きにくかったです。また、風が強くて傘の骨が折れました。北海道の強風で、これで計3本の傘が壊れました。遊歩道の脇には、たくさんの花が咲いていましたが、風のためか傾いている草木が多かったです。約20分でトドワラに到着しました。枯れたトドマツ、霧、雨、風・・・。何とも荒涼とした雰囲気でした。ガイドブックに載っているような晴れているときよりも、このような天気の方がトドワラには似合っています。次に、羅臼に向かいました。前回は天気が良く国後島がよく見えましたが、今回は見えませんでした。途中、標津町ふるさと館に寄りました。今年できたばかりの施設で、標津町の歴史・文化が紹介されていました。

越川の橋梁
(手前は私のレンタカー)
トドワラ

野付半島に咲く花

羅臼には、新しくできた道の駅「知床・らうす」があり、休憩してスタンプを押しました。近くに、羅臼国後展望塔がありましたので行きました。実は、ここは前にも来たことがあるのですが、この時には展望塔のような施設は何もありませんでした。展望塔内には喫茶店と北方領土学習コーナーがありました。屋上からは羅臼市街が見えましたが、少しガスがかかっていました。そして、いよいよ知床峠越えです。急な坂を約16km登り、標高738mの知床峠に着きました。この坂を自転車で登る人もいるそうで驚きです。私も、電動自転車でなら登れるかもしれませんが、今のバッテリーの性能では頂上までもたないでしょう。知床峠は雲の中で、羅臼岳は全く見えませんでした。北海道では、ラジオで峠道の天気がよく放送されますが、知床峠が晴れているとは今まで聞いたことがありません。本当に晴れることがあるのでしょうか。ガイドブックには晴れている写真が載っていますが・・・。ウトロ側へ降りると、晴れていました。このぶんだと知床観光船も運航されていることでしょう。知床自然センターで昼食を食べ、知床五湖に行きました。前回は雨の中ぬかるみの道を歩きましたが、今日はいい天気で気持ちよく散策できました。観光船の出航時刻の関係で一湖と二湖のみ見ました。次回は五湖まで見に行きたいものです。三湖から先は熊がよく出没するそうです。暑かったので、レストハウスでハマナスとコケモモのミックスソフトクリームを食べました。

知床五湖の一湖
知床五湖の二湖

そしていよいよ知床観光船の乗り場に行きました。気温は28.4度で暑かったです。しかし、なんと天候調査中で欠航する可能性があるとのことでした。12時30分までの3便はすべて欠航していました。天気はいいのですが風が強いためでした。やがて、出航することになり切符の販売が始まりました。来た甲斐がありました。流氷見物の時にも乗った「おーろら2」に乗りました。風が強いため船が揺れるかと思いましたが、あまり揺れませんでした。船から見る知床半島の緑の木々が美しかったです。船に海鳥がたくさんついてきて、かっぱえびせんを投げると上手にキャッチしました。かっぱえびせんはカモメのえさとして船内に売られています。カムイワッカの滝で折り返し、ウトロ港に戻りました。次の16時15分の便は欠航でした。本当に運が良かったと思いました。

かっぱえびせんを
キャッチしたカモメ
カムイワッカの滝

次に、ウトロ温泉夕陽台の湯に行きました。その途中で、前の観光バスが急に止まりました。鹿の親子がいたのです。野生の鹿を間近で見るのは初めてでした。夕陽台の湯は、脱衣場から内湯と露天風呂が見える構造でした。露天風呂から夕暮れのオホーツク海が見えました。休憩室でテレビを見ていると、競泳の田島選手が銀メダルを取りました。さっぱりしたところで、オシンコシンの滝に行きました。2筋に分かれていました。どちらかが「オシン」でどちらかが「コシン」なのでしょうか? そして、国道334号線と国道244号線を走りホテルに戻りました。夕食は、網走駅前にある麗門亭で海賊カレーを食べました。麗門亭は、このHPと相互リンクしています「ほくとの一人旅」のHPで紹介されていたため、今回行ってみました。西部劇に出てくるような雰囲気の店でした。旅人が書き記した落書き帳を読み、私も書き込みました。壁にはたくさんの名刺や定期券が貼られていて。北浜駅のようでした。旅人にはお勧めの店です。ホテルへ戻り、テレビを見ると、オリンピックの柔道で田村選手と野村選手が金メダルを取った場面が繰り返し放送されていました。

ウトロの野生の鹿
オシンコシンの滝

9月17日(日)

 今日は、北海道全般天気が悪かったのですが、オホーツク海側だけ好天でした。ホテルをチェックアウトし、北浜駅に行きました。恒例により、名刺を貼りました。次に、小清水原生花園に行きました。野付半島と違い、花は咲いていませんでした。インフォメーションセンターができていました。夏季だけ営業される原生花園駅に行くと、ちょうど列車が来ました。たくさんの人が写真を撮っていました。さらに東へ走ると、三角形のフレトイ展望台が見えましたので行ってみました。知床連山がよく見えました。小さなキャンプ場もありました。少し行くと、浜小清水駅が見えました。工事中で、何か新しい施設が作られているようでした(道の駅だそうです)。斜里町に入り、北のアルプ美術館に入りました。無料の私設美術館で、知床地方の絵画や、雑誌「アルプ」の紹介がされていました。次に、小清水町のリリーパークに行きましたが、ユリはほとんど咲いていませんでしたので無料で入れました。今日で閉園でした。網走駅に戻り、ガソリンを入れてレンタカーを返しました。料金は、時間と距離の併用制で、距離で175kmもオーバーしていましたので追加料金を払いました。ずいぶん走ったものです。北海道では、規準の距離内で抑えるのは難しいです。バスで、女満別空港に行きました。空港ターミナル前にある温度計は、なんと30度でした。大阪は27度と掲示されていましたので、こっちの方が気温が高かったです。窓側の席が空いていませんでしたので、通路側に座りました。またスクリーンがない飛行機でしたので、機内では退屈で新聞ばかり読んでいました。関西空港に到着し、特急はるかで帰りました。短い旅行でしたが、サンゴ草、トドワラ、知床観光船、麗門亭、北浜駅・・・どれも満足でした。